症状

1週間前より突然、左肩甲間部に痛みが走る。徐々に腕全体が痛み、中指と薬指に力が入らなくなる。


整形外科での診断は頸椎5、6番が狭くなっているとの事で薬を処方。


 

症状が治まらなかったので、マッサージへ行くが、うつ伏せでの治療を受けた後に痛みが悪化。

分析

頚椎ヘルニア無し。
胸郭出口症候群による尺骨神経圧迫あり。
交感神経優位での左半身のバランスの崩れあり。
これにより動悸、喉のつまり、不安感の症状へ。
うつ伏せでの治療で神経圧迫が更に強くなり症状悪化。

施術内容・経過

肩甲間部、尺骨神経ラインの調整を行う。術後、症状が軽減し楽になる。


 

反応が出る可能性がある事を説明。就寝時は左側を上にして横向きで寝る事を勧める。

前回治療後から2日間調子が良かった。肘痛、指の脱力感が軽減。


調子が良かったので友達とランチへ行き、食べ過ぎてしまい、翌日症状が悪化。


喉のつまり、動悸が出そうな感覚、不安感が強くなり、脳神経外科を受診。


MRI検査で結果は異常無し。


 


前回の治療に顎関節の治療を追加。治療レベルをアップさせる。


術後、大幅に楽になる。


無理をしないように説明。(今の体のキャパをオーバーすると、必ず症状は悪化する為)

左肩甲間部の痛み、指の脱力、動悸、喉のつまり、不安感全て消失する。

症状が治まった為、肩・首のコリを自覚できるようになる。


調子の良い状態をキープ出来ている。


 


 

担当者よりコメント

間違えた診断では改善しません。治療も間違えると悪化してしまいます。今回の原因はヘルニアでは無い事、
自律神経系の問題で出ていた事が正しく診断できた事、適切な治療を行った事で早期改善に繋がりました。
引き続き、自律神経の安定と元々のひどい肩凝りを少しずつ改善しけば、再発はしません。
しかし、自律神経が安定するまでは少し時間がかかるので、不安定な時期があることも覚えておいて下さい。