症状

・左膝内側の激痛、通常歩行は全くできす立っている事も困難。

・左膝をかばっていた為、右膝にも疼痛が出現。

・大腿部周辺の筋肉の痛みが強い。

・一年間、整形外科・整体・はり治療に通うが症状がどんどん悪化し当院へ来院。

施術内容・経過

初期

・両膝・股関節共に可動域制限が顕著に出ている。(膝屈曲に関しては全く曲げられない)

・脚全体の筋力が著しく低下している。

・膝周りを軽く触っても激痛が走り、恐怖心もあり。

治療

・振動や関節が少しでも揺れると激痛が出るのが指のアプローチを慎重に行う。

・痛みなどの刺激により筋肉の緊張が容易に高まるため、負担のない範囲での施術を行う。

・軽いリハビリを行いながら治療のレベルも上げていく。
中期

・杖ありだが歩行しやすくなる。階段が一段ずつだが上り下りできるようになる。

・歩行量の程度により、未だ炎症が発生する時がある。

・術後、足が軽くなる感覚が出て約20分歩行可能になる。

治療

・治療前の膝関節の状態が未だ安定してない為、その都度、筋の調整・アイシングの有無・トレーニングの増減を行う。

・膝の恐怖心も無くなり、通常の筋調整が可能になる。

・自主トレーニング・ストレッチを指導し、膝・股関節のコントロールを促していく
後期


・杖なしで通常通りの歩行が出来る様になる。


・膝関節・股関節・膝蓋骨の可動域が大幅にアップする。(膝のアライメントが正しくなる)


・ジムでトレーニング開始、筋力がアップし、一万歩歩行、軽い走り、ゴルフラウンドが可能になる。

担当者よりコメント

膝が痛いからと言って膝だけを治療していても良くなるとは限りません。整形外科ではヒアルロン酸などの注射による皮下投与がありますが、それでも改善しない方はしっかりとした分析と正しいトレーニングが必要です。今回の患者様は、正しい治療とトレーニングが出来ていなかったことで長い時間をかけて膝痛が悪化し改善しづらい状態になっていました。
ご自身のトレーニング・ストレッチの日々の努力の結果により、今ではずっと行けてなかったジムやゴルフを痛みなく楽しめるようになりました!
この状態をキープしていくことを目標に次のステップに進みましょう。