一昨年の3月に右足関節を脱臼骨折し、オペ施行。
去年の3月に抜釘のオペをし、9月まで整形外科でリハビリをしていました。
また、接骨院にも通い治療をしていたそうですが、
右下肢全体に膜が張っているような感覚があり、
足首の前側と内側に痛みも残存し、
思うように足首を曲げられない状態が続いていました。
足関節をかばっていたせいか、両膝関節の痛みも出てきてしまいました。
足関節のチェックをしてみました。
①足関節全方向に可動域制限あり(健足の5~6割)
②歩行時の底屈可動域低下(母趾が使えていない)
③前脛骨筋・長母趾屈筋の筋力低下
④アキレス腱の癒着あり
始めの治療は癒着の強かったアキレス腱周囲の筋腱・軟部組織の血流を促しながら腱の滑走を良くしていきました。
徐々に足首の可動域運動・ストレッチ・足関節周囲のトレーニングを入れて治療を進めていきました。
その結果、、、
1回の治療で両膝の痛みは消失し、
膜が張っている感覚が軽減。
そして、
10回の治療で足関節の疼痛は消失し、
関節の可動域は9割以上改善されました。
【当院からのコメント】
骨折されてから充分なリハビリを受けないまま時間が経つと、関節の拘縮は強くなってしまいます。
痛みの有無に関わらず、関節可動性の低下はその関節に関連する筋肉にも悪い影響を与えてしまいます。
拘縮が起こっている原因を明確にして正しく治療する事で、手術後の可動性を手術前の状態に近づけることは可能です。
今後は足関節付近の血流をよりよくしていくと共に、筋力を付けて不自由がなく生活が出来るようにしっかりケアしていきましょう。
実際の患者様の喜びの声
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