症状
10/13、夕方に泳いだあとに両肩が痛くなる。
翌日、挙上することができなくなる。
アイシングを行い、左は痛みが減ったが、右は痛みが残っている状態。
1か月前から右肩はスイマーズショルダーの状態だった。
施術内容・経過
分析
肩関節上方・前方変位
棘上筋のインピンジメント症候群
棘下筋が硬い強い
肩甲下筋の出力低下
治療
ローテーターカフの調整。
肩甲下筋・棘上筋のトレーニング、肩関節後方関節包のストレッチを行う。
前回の治療後、肩の痛みが減少
腕を挙上した時の痛みあり(左>右)
リカバリー時、右肩の前・後部に痛みあり。
分析
クロール動作のチェック
→前腕内旋、上腕外旋のアライメントの崩れ
宿題
棘下筋・棘上筋のトレーニング
右側のキャッチ・リカバリー時の前半に痛みあり
左側の挙上時の肩後方の痛み減少
今日、泳ぎはじめ(20m程)で痛みが出た
治療
小円筋・棘下筋のトレーニングを追加する
前回の術後から調子が良かった
29日、クロールで痛みなし(500M、ダイブ。50%の泳ぎ)
30日、ストリームライン時に左右の肩のつっぱりを感じる(三角筋、棘下筋の
疲労によるもの)
担当者よりコメント
肩関節のアライメントが崩れ、その状態で泳ぎ続けていたことで筋肉の損傷や筋出力の低下が起こっていました。故障なく、効率的に泳ぐためには肩のインナーマッスルを調整し、肩のアライメントが整った状態で練習する必要があります。痛みが出るということは何か間違った体の使い方をしている可能性が高いので、定期的にチェックしてしっかり泳げるようにしていきましょう。