症状

H28年4月の自動車の追突事故以来、

両頚部の張り感、顔・手指・足指のしびれ、麻痺、脱力が出現。

呂律が回らなくなり、視野も狭い状態。

鍼治療にて二日間は軽快するがその後再び症状が増悪する為、当院来院。

 

施術内容・経過

自動車事故の後遺症で自律神経が乱れ、交感神経が非常に優位になっていました。体に触れることも難しい状況でしたが、感覚を確かめながらアプローチ。内臓のアプローチも同時に行っていきました。
次第に便通や睡眠が良くなり、体を触れられるようになってきたため、アプローチ量を増やしました。来院当初は首が少し動くだけでも激痛が走っていましたが、動かせるようになりました。
今では、自動車運転も再開し、数年間休んでいた仕事にも復帰することが出来る様になりました。

担当者よりコメント

症状が多岐にわたり、程度も強かった為、誤った治療をしてしまうと症状が急激に悪化してしまうという、非常に難しい症例です。筋肉や末梢神経だけではなく、自律神経も含めて的確にアプローチしたことにより、症状を改善することができました。正確な分析と治療プラン、そして繊細な治療技術が必要になります。