こんにちは、院長の堀内です。
 
2年前に全く歩けない状態で来院された患者さんです。
 
ある程度、圧迫骨折をしてから経過していたのでリハビリを含めた治療を行い、歩行可能な状態まで改善する事ができました。
 
しかし、再び歩行障害が出始めたのですぐに病院へ紹介状を書き行ってもらいました。
 
やはり、歩けなくなる寸前の状態ですぐに脊椎の手術をして頂きました。
 
結果、再び歩行可能の状態まで回復し、当院でのリハビリと治療を続けております。
 
最近は電車に乗ってお寺巡りが出来る位になり歩行障害があったとは思えない位です。
 
さて、ここからが本題です!
 
ここまで回復するとある程度様子を見て、ご自身が治療を必要と感じた時に来院してもらうというのが僕の考えです。
 
しかし、今回は何か違う感覚がありご本人にお伝えする事にしました。
 
「しばらく様子見てもいいと思うのですが、奇跡的に歩ける状態に回復した足をご自身の感覚だけで判断するのは危険だと思います。
おそらくご本人がおかしいと感じた時には多分歩けなくなってしまうと思うんです。
せっかく、歩ける様になった足なので今後も月に一回はメンテナンスしませんか?」
 
ご本人も納得された様で、いつも通り予約を入れていきました。
 
当たり前に出来ていた事が出来なくなった方だからこそ、当たり前の大切さをしっかり理解し、体を大切にしていく事が出来るのだと思います(^^)