症状
10年前、腰椎3番のヘルニアを発症し、腰椎5番のヘルニアに進行。歩行出来なくなる。ブロック注射にて改善。
5年前、MRI検査にてすべり症の診断。
3年前、脊柱管狭窄症の診断。10分以上の歩行で痛み増加。
半年前より右下肢のしびれ、痛みが増悪。夜間痛あり。
歩行ができなくなる事が困っている。
施術内容・経過
【1~3回目】
腰椎の状態を考慮しながら、筋肉調整を行う。
【4回目】(正確な分析・治療を行う為、院長治療で進めていく)
【分析】
・左腰部短縮
・左骨盤前傾、右骨盤後傾
・右腰椎3番ヘルニアから腰椎5番のヘルニアに進行。更に、すべり症・脊柱管狭窄症へと進行している状態。
【治療】
筋肉のロックを外した場所により症状が変化する為、
体勢・角度を変えながら治療を行う。
【5回目】
仕事を再開。通勤で5km歩く。歩行痛時々あり。
夕方、歩きだしが痛い(左<右)
長く座れるようになる。
夜間痛軽減。睡眠も取れている。
【評価】
腰椎での神経圧迫が若干軽減していると判断。
座位でのトレーニング指導を行う。
【6~7回目】
左足の痛みが楽になる時あり。
歩行中少しずつ右足が前に出づらくなる。右スネ外側に痛みが強い。
レーニングの修正を行う。
【8回目】
左足の痛み軽減。
仕事で8時間座っている。(2時間おきに立つ)
夜間痛問題無し。
【評価】
長時間の座位により腰部、坐骨神経の硬さが強くなる。
その結果、歩行痛が増大。
⇒今後、坐骨神経のトレーニング・ストレッチにより神経の柔軟性をアップさせ、歩行での負担を軽減していく。
【9~10回目】
症状は軽減し、右足も前に出るようになった。
夜間痛は引き続き問題無し。
【11~12回目】
歩行痛がなくなり、スピードを上げても楽に歩けるようになる。
1か月経過しても全く問題なし。
担当者よりコメント
ヘルニアからすべり症・脊柱管狭窄症へと進行し、坐骨神経への負担により神経機能も低下している状態でした。正確な分析と治療、トレーニングにより腰椎での神経圧迫の負担が劇的に減少しました。通常、これだけ変形が進んでいると手術することが多いですが今の状態がキープできれば、テニスも復帰できる可能性があります。