症状

6月末から足の甲、スネに痺れ、座っているとももの前面がピクピクけいれん、痺れ、
冷たくなってしまい、座っている事が出来ず、仕事にならない。
整形外科で、腰椎、股関節のレントゲンを撮り、異常なし。
整体に行き、腰の硬さが強いという事で強くマッサージされ、翌日から更に症状が悪化。
3月に首肩を痛めてから不眠が出ている。

分析

大腿神経・動脈圧迫、坐骨神経圧迫
各神経の伸長低下(通常7㎝が2㎝)
腰方形筋の柔軟性低下
交感神経優位による神経の緊張増加と不眠
内臓機能低下

施術内容・経過

筋肉・神経の調整を行う。少しの刺激でしびれが出る状態。

しびれを緩和させながら(屈伸・内外旋)治療を行う。

 

【指導】
リリカの日中の服用を勧める。就寝時は仰向けで膝を高くして寝る。
体を少し動かすように。長時間の座る事は禁止。
リリカを朝・夜服用→少し楽な感覚あり。歩行も少し楽。
歩行中に右膝の痛みを感じる(以前にもあった)。
首肩痛、咬筋の硬さ、肘痛あり。

【分析】

右膝:大腿内旋、下腿外旋、足関節外反
頸椎:ストレートネック
治療はビリビリしびれるポイントは避けながら行う。

【指導】
座位での大腿四頭筋のトレーニング・ストレッチを指導する。
トレーニングとしてストレッチに取り組む。ポカポカ温かくなり、つっぱり軽減

リリカ副用にて、仕事中にボーっとする。

歩行時に右臀部・右踵痛がある。→中臀筋の硬さが原因

 

【指導】
臀部のトレーニング、ストレッチを追加する。
両手のしびれ、腕の痛みが強い→頸椎テストでは問題無し。交感神経優位による症状。
動悸、不眠、のぼせ→気温上昇により、交感神経が優位になっている為。

【指導】
腕の痛みの対処法を伝える。
病院にて頸椎・腰椎のMRI検査を行う。ヘルニア無し。
病院で左腰部に小さな血管のふくらみがあると診断。来週検査。
15,000歩歩き、膝下~足のビリビリ、冷感、筋肉が固まる感覚が強くなる。
腕の冷え、朝に薬指・小指がしびれ、こわばる。
治療中のビリビリ感は出ず。→交感神経の硬さ・緊張が少し取れている状態
MRI画像の説明を行う→左下肢静脈の腫れ。
右踵痛残存。歩行時、左足首がギュっと圧迫された感じがする。
冷房にて顔面がピリピリ。飲みこみ辛さあり。首を左回旋しづらい。
眠剤、半分の量でも寝れるようになった。
治療中の心地良く感じるポイントが増えてきている。→副交感神経の働きが少しアップしている為

【指導】
右踵負担軽減の為、足指動かし、小股歩行指導。
6年前から逆流性食道炎の薬を服用。胃腸の調子が良くない(食欲低下、嘔気)
→今後、内臓調整を入れていく予定

今回も臀部・股関節・下肢のピクピクの治療希望あり。筋肉・神経の調整を行う。
腰部血管のCT検査。結果異常なし。
胃カメラでの検査→多数のポリープ見つかる。
左足首の圧迫感残存。

以前より長く座れるようになる。→大腿神経、動脈の圧迫が取れてきた為。
腕の症状は軽減。
病院にて筋電図の検査。結果異常なし。
両膝が動かした時に痛む→大腿四頭筋を使えている為なので問題無し。
左足首の圧迫感がかなり軽減している。→左坐骨神経の圧迫が取れてきた為。
腹部の治療を追加。

【指導】
胃腸の働きを良くする為、食前の白湯を勧める。
胃カメラでの検査。ポリープは良性だったとの事。
右側の腰部、臀部、腹部の痛みを感じる。
腰部・臀部の痛み軽減。
左足首の圧迫感消失。
右踵痛消失。
足指のしびれあり。
最近、下腿部と足底のビリビリ感を感じる。
リリカ半錠→1錠に増やす。
治療レベルを調整する。
内視鏡で大腸のポリープ摘出。腹部の調子良くない。1時間続けて座っても問題なし。
映画を見に行き、2時間座る事にチャレンジ→きつかった。肛門周辺のけいれんあり。
胃腸は薬も服用し、食欲が上がってきている。

【評価】
大腿神経、動脈の圧迫は完全消失したが、臀部・ハムストリングスの筋力が低下し、
筋肉が硬くなっている。
その結果、坐骨神経が圧迫され、足部のしびれに繋がっている。
今後は筋力・柔軟性のアップを目指す方向性。
筋力アップの為に階段を使う量を増やし、ストレッチの量も増やしている。

スネのしびれ、腰痛軽減。肛門のけいれんは消失。

担当者よりコメント

当初の、もも・足首のしびれ、冷感で座っていられず仕事が出来ない状況、立っていて、ももが痙攣してしまう状況はかなり改善してきました。後は、筋力アップや、柔軟性をアップする事で更に体は安定してきます。同時に自律神経の調整を続ける事で、改善スピードがアップします。


今回の改善経過をご自身でも振り返ることで、今後、症状が出た時に適切に対応できるようになります。


是非、アンケートで振り返りをしてみて下さい。