症状
2016年10月頃に踵付近に痛みが出る。
2016年12月、整形外科にて踵骨の骨端線損傷との診断を受ける。
サッカーをした後に痛みが強くなる状態。現在はサッカーを中止している。
施術内容・経過
(分析)腓腹筋・ヒラメ筋の柔軟性の低下により、踵骨骨端部へのストレスとなっている。骨模型を使い、筋肉と関節の動きについて説明させていただく。
(治療)とくにヒラメ筋部の柔軟性の低下が強い為、筋肉調整を行う。
(指導)ふくらはぎの筋肉の柔軟性・筋力を上げる為のトレーニングとストレッチを指導する。
1日に痛む回数が5回→1回。痛みの程度は10分の3まで軽減する。
(指導)低負荷でのサッカーを許可する。
サッカープレー中に踵を蹴られた事によって痛みが強くなるが、大事には至らず。
痛みが出ない日が増えてきた。痛みの程度は10分の2まで軽減。
日常生活での痛みが無くなる。
(指導)サッカーでの負荷を少しずつ上げていく事を許可する
整形外科でのレントゲン撮影で骨端線損傷が回復してきているとの診断を受ける。
(指導)ヒラメ筋のストレッチを追加する
痛みの程度が10分の1まで軽減。
足関節の動きの問題を説明する。
(指導)正しく動かす為のトレーニング時のポイントの説明を行う。
整形外科にて骨端線損傷が回復しており、経過順調との診断を受ける。
サッカーのプレーも問題無く行えるように回復した。
担当者よりコメント
足関節まわりの動きのくせと柔軟性の問題が今回の原因でした。
正しい動かし方を身につけ、柔軟性を出し、筋力をアップさせる事で再発は防げます。
お伝えした事をしっかり取り組んでくれたので、早期回復をする事が出来たと思います。