症状
出産後、恥骨部に痛みがあり歩行する事が出来ない。
整形外科で恥骨結合離開と診断される。
特に治療はなく経過観察するも改善されない為、
当院に来院される。
分析
歩行がほぼ出来ていない。
立っているのがやっとで左の足に荷重出来ない。
横向きに寝ると恥骨部に痛みあり。
寝返りが打てない。
子供を抱っこする事が出来ない。
【評価】
恥骨部の高さに左右差があり、右足が2㎝短い。
右股関節が過剰に内側に入り込む。
左足の筋力が過剰に低下。
施術内容・経過
骨盤の傾き、右足股関節の可動域制限の調整。
座り方、体の使い方の指導。
骨盤の高さの左右差が減少。
右足が1㎝正しい位置に戻る。
骨盤と股関節の調整、トレーニングを行う。
レントゲンで恥骨部の高さと開きを確認。
結果、開きが1.3㎝が0.6㎝に減少。高さも揃う。
歩行が可能になり、痛みがほぼ無くなる。
横向きに寝る事が出来る様になる。
寝返りが打出る様になる。
治療後、左足に力が入る様になる。
40分位、歩行可能になる。
車椅子を、使わなくなる。
左足の筋力が当初の倍以上になる。
普通歩行が出来る様になる。
日常生活が送れるようになる。
子供を抱っこする事、入浴させる事が出来る。
恥骨結合離開が完治する。