症状
約半年前に3kmのランニングをした翌日、膝裏に痛みが出現した。
歩行時、右膝関節に違和感があり階段を降りる際に痛みを感じる。
自転車に乗ると、痛みが増悪する。
整形外科でリハビリを行うが改善せず。
分析
下腿内旋位の現象による膝関節痛
節右大腿筋膜脹筋、外側広筋の硬さにより股関節前上方変位
→腰椎過前弯、下腿外旋位増大
歩行チェック:右荷重時、股関節外方位、中殿筋の出力↓
施術内容・経過
治療最初の段階で炎症の症状はなかった為、筋肉の硬さを取りながら膝関節周囲だけでなく股関節周囲の調整も行いました。
また、適宜トレーニング・歩行の修正を行う等、関節の使い方について指導しました。
すると、11回の治療で膝裏の痛みはなくなり、14回の治療で1.5キロのウォーキングが出来る様になりました。
今では、日課であったジョギングも問題なくされています。
担当者よりコメント
今まで運動をしても痛みとして症状は出ていませんでしたが、突然症状が現れる事は珍しい事ではありません。
今までの身体の使い方の癖を修正しながら正しい使い方・歩行へと繋げる事により、症状の再発を防ぐことが可能になります。