症状
約3年前から体が常にだるく物事に集中できず、緊張している感覚が常にある状態で、朝が特に辛いとのことでした。
また、漠然とした不安感・焦燥感があり、うまくリラックスが出来ない。
寝られてはいるが眠りが浅い状態が続いている為、来院されました。
分析
腹部(胃・肝臓)の硬さ
→前頸部の硬さにより迷走神経(内臓筋を支配)を圧迫。
噛み締めによる咬筋・側頭筋の過緊張
初めは感覚の確認を行いながら、腹部・顔周り・肩甲骨周辺の筋肉を中心に調整を行い、徐々に治療レベルを上げながら骨盤周囲筋や顎関節等、自律神経に関わる部位の治療を加えていきました。
施術内容・経過
3回の治療で日常生活での緊張感が大幅に減少し、
6回の治療で、
不安感・焦燥感は消失し、良い睡眠が取れている感覚が出てきました。
8回の治療で、全ての症状が消失し深く寝られるようになりました。
担当者よりコメント
緊張感、不安感、焦燥感といった目に見える症状ではありませんが、身体を診てみると自律神経のコントロールができていない状態でした。
今回のように、心の不安定な状態は必ずと言っていいほど身体にも現れます。
正確な分析と治療をすることにより、安定した状態を保つことが出来ます。
今後も治療の間隔があいても症状が出ないようにしっかりメンテナンスしていきましょう。