症状

一昨年の10月から腰部に痛みが走り、その後良くなったり悪くなったりの状態が続いていました。去年の2月サッカー時にギックリ腰をし、5月から背中、右臀部に痛みがあり、サッカーをすると痛みで思うように動けなかったそうです。

整形外科でのレントゲン検査は問題ありませんでしたが、腰を前屈・後屈する際に疼痛が出現し、通勤電車の中での立位の状態も痛みがあるとのことでした。

整骨院で治療(パルス)を行っていましたが改善しない為、来院されました。

 

分析

1.方形筋、ハムストリングス、大腿四頭筋の硬さによる骨盤前後傾の可動性低下

2.腰椎椎間関節の可動性低下による

急性腰痛(ギックリ腰)の頻度上昇、動かしによる痛みの出現

 

関節に負担をかけないように硬さが出ている筋の調整を行いながら、ストレッチと治療で椎間関節の可動を上げていきました。骨盤・関節可動性が上がってきた段階で骨盤の正しい使い方を指導しながらセルフトレーニングを各種お伝えしました。

 

施術内容・経過

8回の治療で痛みの頻度は減少し、通勤時の痛みも軽快。

13回の治療で

立位時の痛みは完全に消失。

また、サッカーをしても痛みなく安定して出来ました。

翌日も痛みや違和感などは残らなかったそうです。

 

担当者よりコメント

サッカーのように瞬発的な動きをしたり、激しい動きをするコンタクトスポーツでは、体のケアを疎かにしてプレイを続けると知らない内に強い痛みや神経症状が出てしまう事も少なくありません。また今回のケースの様に、根本の痛みをかばいながらの動きによって余計症状を悪化させてしまいます。

根本の痛みの原因を突き止めて治療していく為には、正確な分析力とその時の身体に合ったトレーニング、ストレッチが重要です。

今後は、筋力をつけながら痛みなくサッカーができるように身体のメンテナンスをしていきましょう。