院長の堀内です。
10年前から今も来院されている患者さんです。
来院当初、膝の痛みと歩行困難。
かなり水が溜まっている状況でした。
まずは膝に溜まっている水と炎症が早く引く為の
処置が最も大切です。ここで時間がかかり過ぎると
関節がどんどん拘縮して膝が曲がって固まってしまい
O脚になります。
約2週間ほどで水が引き、炎症も取れました。
ここから水が溜まってしまった原因である股関節、膝、
足首のアライメント調整とリハビリを行い、正しく膝の
関節が使える様に治療していきました。3ヶ月で
痛みが無くなり、通常歩行も出来る様になりました。
あれから10年経過していますが、未だ再発する事なく
歩行も完璧です。
関節は変形が進行すればするほど改善が難しく
なります。膝に限らず、関節に異変を感じたら
早めに治療を行い、正しい関節の使い方を身に
付ける事が、長く体の良い状態をキープする秘訣です。