最近の患者さんで30年以上、手の痺れ、寝れない程の痛みに苦しんでいた患者さんから毎回言われる言葉があります。
「あれだけ痺れて痛かった手がどうして全く症状が無くなったんですか？本当に奇跡だと思っています。」
というお言葉です。
僕が長年、色々な患者さんを診てきて良くなる患者さんと良くならない患者さんには大きな違いがあります。
それは、患者さん自身が僕の考えている事を理解し、少しずつ痛みに対する捉え方が変化していけるかどうかです。
僕の治療とは「痛み、辛さ」を取り除こうとにいう意識で行いません。
その患者さんのおこなってきた体に対する間違えた考え方に意識を向ける様にしています。
なので、痛み、辛さを取り除くのではなく少しずつ間違えた考え方を修正し、体に対する正しい考え方をお伝えし、痛みの出ない体作りをしていくのです。
その結果、色々な治療をしてきたけど改善しなかった症状が改善出来るのです。
それが、患者さんにとっての奇跡になるのでしょう(^^)
