副院長の高塚です。最近の患者さんに多い症状例をご紹介します。

ストレートネックとは、頸部の筋肉への負担が継続的にかかる事によって、頚椎の生理的湾曲が維持されず発症します

デスクワークによる長時間の座位姿勢などの原因によって、頚椎が後弯し、まっすぐな状態になってしまうことです。最近では、スマートフォンの普及により、若い年齢での症状が多くなっています。

 

また、頚には脊椎全体を通っている交感神経、と脳から出ている顔面神経や迷走神経と呼ばれる副交感神経が通っていて頭・顔面・首・心臓・血管・肺・胃腸・肝臓などを支配しています。ストレートネックにより筋肉が硬くなりそれらの神経が圧迫されると交感神経は働きを活発化させ、副交感神経は働きを落とし、自律神経の乱れを非常に起こしやすくなります。

自律神経について→https://m-shiatsu.jp/autonomic/ 

 

 

症状

・肩がこりやすい

・首が痛い

・寝違いが起きやすい

・頭痛を起こしやすい

・めまい、吐き気がある

・息苦しい、動悸が起きる

・手や腕に痺れがある

・気分が落ち込みやすい

・自律神経の乱れを感じたり、自律神経失調症である

・食欲がおちる  など

 

 

ストレートネックになってしまったら、症状を出来る限りださないようにしていかなければいけません。

 

その為には、全身の柔軟性を高めることです

人間は生活の中で、限られた動きしかしません。それにより、全身の筋肉が硬くなり、動く範囲が狭まります。

 

特に首の前についている筋肉の柔軟性はストレスや猫背によって硬くなります

首の前の筋肉を凝らせないことが、ストレートネックの予防になります

 

頚部~肩上部に付着している筋肉の緊張の緩和治療し、正しい姿勢を覚えさせていきます

また肩周りの筋肉対しても治療することで、血液の流れを回復させ、筋肉の回復を高めます。