副院長の高塚です。

 

先日、一日中首、顔が暑く汗も引かない。

さらに手足は常に冷えている（特に足首周り）。と訴えの患者さんが来院しました。

 

熱は上に上にと上がる性質があります。

血の巡りが悪いことで、熱が下に下がらなくなってしまい、

体の熱が上にばかりに集中し、全身に熱が回っていない

これは冷え性の症状です。

 

原因の一つは

下半身の筋肉は下半身の血液を心臓に送り返すポンプの役割をしているのですが、

そのポンプの力が弱まってきて、血液が停滞します。

すると、血液に流れができず、熱は血流にのって運ばれるため、熱が運べなく、冷えてしまいます。

その為上半身と下半身の感覚が違ってしまいます。

 

もう一つは自律神経です。

自律神経は心臓、血管、内臓を動かす筋肉を操作します。

その為乱れると、血管を収縮しっぱなしになるため循環を悪くし、

筋肉を動かすためのエネルギーを運びづらくしてしまい働きを悪くします。

また通り道も狭くなるので、より熱を運ぶスピードも落とし、冷えに繋がります。

 

施術は自律神経を整え、下半身の筋肉をどんどん動かし、

生活指導とトレーニングの指導を行いました。