副院長の高塚です。
最近、自律神経の乱れにより、めまい、頭痛、耳鳴り、不眠、胃痛、手足の冷え、息苦しさなどの症状の患者さんが毎日来られます。
自律神経という言葉は最近テレビなどでも多く取り上げられているのでご存知の方も多いかと思います。
自律神経の乱れとは交感神経と呼ばれる体を働かせる神経と副交感神経と呼ばれる体を休ませる神経のバランスが崩れている事を言います。
1つ例をあげると、もう寝る時間なのになかなか眠れない=副交感神経が多く働く時間なのに交感神経がまだ働いているので休みたいのに体は働こうとしているという事になります。
このような事の繰り返しにより体がだんだん崩れていき症状を強くまたは増やしてしまいます。
自律神経の調整をするには自分自身がなんで色々な症状をだしているかを理解した上、治療していけると調整でき、改善はしっかりみられます。逆に理解せずお薬だけで改善しようとすると、出ている症状は治まることもありますが、根本的な乱れは改善していないのでまた違う症状をだします。