去年の12月に膝の痛みで来院された患者様の改善事例です。
【症状】
整形外科にて右膝の変形性膝関節症の診断あり。
ジムでのトレーニングの際に、ウォーキング15分歩行で痛みが出現。
5日前にゴルフを行い、膝に水が溜まってしまった。
【分析結果】
下腿外旋の可動性増大
膝関節伸展の可動性低下
股関節内旋の可動性低下
膝蓋骨・脂肪体の可動性低下
【改善の流れ】
治療1回目の段階で炎症症状が出ていた為、まずは炎症を抑えること、そして炎症を出さないような膝の動かし方、生活指導を行いました。
炎症が治まったところで、治療レベルを上げながら膝関節周囲・膝蓋骨の調整をしながら各種トレーニングを行いました。
治療4回を終えた段階で足が真っ直ぐ出るようになり、ゴルフ時の膝の痛みや腫れが消失しました。
そして、6回の治療で、ゴルフ、ジム、ウォーキングをするときの痛みは完全に消失しました。
また、右膝の動きも気にならなくなりました。
【当院からのコメント】
痛みがある状態で使い続ける事によって変形性膝関節症は進行し、痛みも増悪していきます。
今回はさらに膝関節内に水が溜まってしまっている状態でした。
トレーニングやストレッチだけでなく、皿の動かしや歩行の修正等、正確な分析と正しい治療の結果、膝の正しい使い方が出来るようになり痛みは消失し改善に至りました。
今後、トレーニングの負荷を上げても痛みが出ないようにしっかりメンテナンスをしていきましょう。