先日、ウルトラマラソン(100kmのマラソン)に参加されている方の
施術をしていた時のお話です。
右の下腹部付近が気になるという事で、
「ピラティスの動作で上手く出来ないものがある」ということを
お聞きしました。
右の脇腹を縮める動作や、体幹を固定して足を前後に動かす動作など、
ピラティスのレッスン中でも意識してもなかなか上手く使えなかった
ようです。
体を分析してみると、右の腸腰筋と殿筋の筋肉が上手く働いて
ない事がわかりました。
右と左の左右差も大きかったので、この状態で「長い距離を走る」
となると、体の負担は相当かかっていたでしょう・・・。
右の腸腰筋と殿筋を使えるように調整しました。
ピラティスで上手くいかなかった動作をもう一度試してみてもらった
ところ、「凄く動きやすいです!こんなにうまく出来ることはないです!」と喜ばれていました^^
使えない筋肉を意識して頑張ってつかう事も大事ですが、
「まず、筋肉をしっかり使える状態にしてあげる」
ことで、普段から行っている運動の効率が良くなります。
楽しく身体を動かす為にも一度、
体の状態をチェックしてみることをオススメします!