K様 48歳男性 川口市在住
症状
5月の終わりごろ、仕事でパソコンをしている最中に視界の中心部が白色にぼやけ見えなくなりました。
翌朝には症状は消失しましたが、頭痛・めまいの症状も出現した為、
病院にてMRI検査をしましたが異常なしと診断。
10年前にも同様の症状でMRI検査をしたが問題はありませんでした。
仕事の時間が夜へ移行して睡眠がうまく取れず眠りも浅い状態です。
(15年前から仕事の時間:5~10月は夜型、11~4月は昼型の体制)
肩のハリが強い為、定期的にマッサージに行っていますが、
10年以上、左の肩コリが取れず、常に重い感覚があります。
【当院の分析結果】
眼圧上昇
頸椎7番の可動性低下
後頭直筋の硬さにより動脈・神経の圧迫
交感神経優位の状態による血管の狭小化
内臓の硬さ(特に胃の硬さ)
【症状改善の流れ】
初日の治療では、体に負担を掛けない様に仰向けの体勢で自律神経の調整をし、セルフケアとして飲食に関するアドバイスをしました。
すると2回目の来院時には、
視界の中心が見えなくなる症状、頭痛・めまいが消失しました。
安定した状態をキープ出来ている段階でうつ伏せの体勢でアプローチを開始。
5回の治療後も視野の狭窄は問題なく、
睡眠の質は以前より大幅に良くなりました。
【当院からのコメント】
長年の不規則な仕事の勤務により自律神経のバランスが乱れ、複数の症状が出現した状態でした。特に「視野の欠損」は、眼自体の異常に感じますが自律神経が乱れることによって視野にも異常をきたすことがあります。
今回のケースは、交感神経が上がり、一時的に眼圧が上昇した為です。
正確な分析に基づいた自律神経の調整をする事により、睡眠の質を高める事ができ、また、自ら身体を回復させる力も高める事が出来ます。
今後も定期的に体をリカバリーしながら、眼圧・血圧が急激に上がらない様に管理していきましょう。