症状
約3年前から常に首が痛く、また、頭の前頭部が重く、歩いている時にいつもフワフワしたような感覚があり、耳鼻科を受診しましたが検査上は問題ありませんでした。
仕事中、電車時に息苦しさ・動悸・ふるえが出た事があり、
1年ほど前から便秘、下痢の症状も出現しています。
生理不順(2・3か月に1回/月2回)。食欲が沸かない。
夜勤の仕事が多く、眠りが浅い。
また、めまい・ふるえ・動悸・血圧上昇・過呼吸と様々な症状が出現したため、心療内科を受診しました。
ドクターから「パニック障害、自律神経失調症」との診断を受けました。
症状が改善しない為、来院されました。
身体の分析を行うと、
1.頸部過緊張による神経根の圧迫
2.胃・肝臓・小腸・大腸の機能低下
3.咬筋の硬さ、顎関節咬合不全
4.三半規管のリンパ液循環の増悪
以上の状態であることがわかりました。
そして分析を元に1つずつの問題点をクリアにしながら、副交感神経を高める治療を入れていきました。
その結果、
最初の治療後から動悸・息苦しさが軽減し、
フワフワ感が大幅に減少しました。
また、体が軽い感覚が出てきました。
2回の治療後で、動悸・息苦しさは消失、
睡眠の深さが出始め、お腹が空くようになってきました。
そして4回の治療後、
頭の重い感覚・フワフワ感・動悸は完全に消失。
頸部痛・睡眠・食欲も大幅に軽減しました。
治療を続けてきた事で内臓の機能は回復し、副交感神経もよく働くようになってきており、症状の大幅な軽減に繋がっています。
また、身体の状態を正確に分析し正しく治療を行えば、
パニック障害や自律神経失調症も改善の方向に向かいます。
治療で上手くメンテナンスしながら自律神経を安定させていきましょう。
また、生理の周期も整えていく事が重要です。