41歳 男性
症状
約3年前から体が常にだるく物事に集中できず、
緊張している感覚が常にある状態で、
朝が特に辛いとのことでした。
また、漠然とした不安感・焦燥感がありうまくリラックスが出来ない。
寝られてはいるが眠りが浅い状態が続いている為、
来院されました。
早速、身体の分析をしてみました。
1.腹部(胃・肝臓)の硬さ
→前頸部の硬さにより迷走神経(内臓筋を支配)を圧迫。
2.噛み締めによる咬筋・側頭筋の過緊張
初めは感覚の確認を行いながら腹部・顔周り・肩甲骨周辺の筋肉を中心に調整を行い、
徐々に治療レベルを上げながら骨盤周囲筋や顎関節等、
自律神経に関わる部位の治療を加えていきました。
その結果、
3回の治療で日常生活での緊張感が大幅に減少し、
6回の治療で
不安感・焦燥感は消失し、
良い睡眠が取れている感覚が出てきました。
そして9回目では全ての症状が消失し
深く寝られるようになりました。
緊張感、不安感、焦燥感といった目に見えるような症状ではありませんが、身体を診てみると自律神経のコントロールが出来ていない状態でした。
今回のように、心の不安定な状態は必ずと言っていいほど身体にも現れます。
自律神経を整える事で身体と共に心の状態を健康に保つことも可能です。