先日、チアダンスをしている小学校5年生の女の子が来院されました。

 

 

1か月前、チアダンスの練習で足関節の強化トレーニングをした後から左足のスネから外側にかけて痛みとしびれが出現。
整形外科でレントゲンを撮り、骨は問題なし。
その後、整体や接骨院にも行きましたが改善はされず、安静にしていても痛みが出現し始めている状態。


半月後に開催されるチアダンス全国大会までに痛みを取りたい
とのことでした。

 


分析は以下の通りです。

立位での足関節アライメントは問題なし。

長・短腓骨筋腱の過緊張。(炎症あり)

前脛骨筋部が筋拘縮により神経が圧迫され、
しびれが出現。

 

来院当初は筋の炎症症状が強く出現していたためアイシングの指導。
2回目以降からポイントとなる筋・関節の可動性をチェックしながら痛みが出ないように治療をし、ストレッチの方法を伝えました。

 

 

 

その結果、


3回の治療で
下腿の痛みは消失。

練習後の痺れも消失。

目標としていた大会に間に合うことが
出来ました!

 


今回のケースは子供でしたが大人も同様で、無理して負担をかけ続けると一気に症状が現れることが有ります。
早期の改善には、症状の原因を正確に分析して、その時の状態に合った治療を行う事が重要です。

よく運動をされている方は、良い身体の状態をキープできるようにしっかりメンテナンスしていきましょう。