56歳 女性

一昨年の3月に足関節の骨折をされてボルトを入れた手術、去年の3月にボルトを抜く手術をした患者さんです。
リハビリは去年の10月まで整形外科と接骨院で続けていましたが、あまり可動域が変わらないのと痛みがひかないということで来院されました。


分析してみました。

アキレス腱周囲の癒着
前脛骨筋、長母指屈筋の筋力低下
内側腓腹筋の硬さ
歩行にて母趾が使えていない


手術をした関節だけでなくギプス等で固定していた関節の場合でも、可動域を広げるだけの
アプローチでは限界があります。


関節に関連する筋肉や軟部組織の状態をよくすることで無理なく可動性を上げることが出来ます。


手術から時間は経過していましたが、

来院から3か月で痛みはほぼ消失
可動域は正常の足の8~9割まで拡大


筋肉の柔軟性を出す事、正しいトレーニングとストレッチをすることで関節の可動性を上げることは可能です。