症状

8か月前に膝痛を改善する為に接骨院にて整体を受ける。

その際の治療後に腰が痛くなり運動が出来なくなる。
整形外科でのレントゲン検査は異常無し。
ドクターの指示により4か月間空手を休み、電気治療、リハビリを行うも効果無し。

4か月後空手を再開するも、徐々に痛みが増してくる状態。毎朝、1時間程痛みが強い。長時間立っていられない。

分析

腰椎3~5番の棘上靭帯、棘間筋の損傷(スプラングバック)

腰椎2、3番の後弯でのロック。

股関節可動低下

施術内容・経過

腰椎に負担がかからないよう、確認しながら筋肉・関節の調整を行う。
治療中、患部の痛みが少しずつ出てきた為、腰椎を後弯させるストレッチを入れる。

腰椎を安定させる為のトレーニングを指導する。
夏休みに入り部活を毎日行うも、朝の痛みが減少

腰部の治療法を変更する。治療中に痛みが出る事は無し。

前回のトレーニングの確認を行う。

(指導)

RUNのスピードを落とす。

連続歩行は30分以下にする。
腰部の朝の痛み、歩行時痛消失。

部活中に右膝痛、左股関節痛を感じたので、しばらく部活を休む。
旅行に行った際に歩行時の左股関節、階段下りでの右膝痛を感じる。

 

膝・股分析

左股関節の不安定性があり、股関節前方の負担が大きい

大腿四頭筋、臀部に問題あり
治療の前日に1回腰痛を感じたが、当日は問題無し。

2日前に膝痛を感じる。

引続き、筋肉調整・トレーニングを行う。
運動会があり100M競争で腰部に負担がかかり腰痛増大。

→スピードに対しての体の使い方がうまく対応しきれていないと判断。

治療当日は腰部の重さがあったが、痛みは無し。

膝痛は消失している。

 
部活の練習量が増加、腰痛も出ていない。



朝や日中の痛みも消失



大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜張筋の硬さを取る為のストレッチを追加。



腰部を安定させた状態で下肢を使う為のトレーニングを追加。

担当者よりコメント

成長期に骨の整体を無理に行った事で、靭帯を損傷していましたが、治療とトレーニングにより日常生活での痛みがなくなり、陸上の練習も出来る様になり、大会出場も可能になりました。



今後は再発しない様、時々メンテナンスを行いながら運動を楽しんで下さいね!

空手も少しずつチャレンジしていきましょう!