症状

約二年前から、右肩関節に疼痛出現。夜間痛あり。

接骨院に行き電気20分・マッサージをしたところ、

症状増悪。

整形外科にて注射、一日二回の坐薬、痛み止めの薬を

もらい服用。

施術内容・経過

【初期の状態】

右肩関節に炎症がでており動かすと激痛が走る。

右肩関節の可動域制限が顕著に出ている。

(よく上にあがらない)

肩関節周囲、上腕、前腕、手指に重だるさが持続的に生じる。

 

【治療】

・炎症症状の際、アイシングを一日三回以上、三角巾を使用し右肩関節を動かさないように説明。

・炎症消失後、痛みの出ない程度のリハビリテーションを指導する。

・関節に痛みが出ない様、肩関節に関連する筋肉を調整する。

 
【中期の状態】

肩関節痛は大幅に減少する。

肩関節の可動域が少しずつ拡がる。

肩の重だるさが消失し、はり感のみ残存する。

【治療】

・肩関節深層の筋肉を強化するため、チューブトレーニングを指導する。

・肩関節の癒着を取る為の調整を行う。

・治療前の肩の状態により、適宜トレーニング、

・ストレッチメニューを変えながら治療を行う。
【後期の状態】



日常生活での疼痛がなくなる。



4年前から趣味で行っていた水泳が出来る様になる。クロールとバタフライ)



90%以上、関節の可動域が拡がる。

担当者よりコメント

五十肩の症例はたくさんありますが、無理にリハビリを続けていても治るものではありません。



痛みがあるのに過度な運動を続けていると、関節の可動域が拡がるどころか関節の動きは悪くなってしまいます。



正しい分析と的確な治療が必要です。



ホットフラッシュ、頸椎ヘルニア、膝の水腫も並行して治療をしていたので治療期間は長くなりました。しかし、当初の状況から考えると水泳が出来る様になったのは奇跡に近いです。