症状
平成27年3月25日初来院。半年くらい前から右脚のつけ根、もも、スネに痛みが出ている。左の太ももがつる感じがしている。平成26年9月に左人工関節置換の手術を行っており、右股関節も変形・狭小があるとの診断を受けている。なるべく手術はしたくない。
施術内容・経過
右股関節が骨の変形により、浅くはまっており、それを補う為に骨盤の前傾、足のつけ根、ももの筋肉の短縮が出ている。
(治療)股関節に負担がかからないように、バランスを考えた上で筋肉調整を行う。
引き続き筋肉調整を行う。今回の治療後、足が軽くなり、足のつね根が伸びる感覚が出る。
左ももがつる感じが無くなる。
右ももの痛みが軽減してきた。スネの張りが気になるとの事。
スネの痛みが軽減してきた。
右脚の全体の痛みが改善してきている。治療間隔を少しずつ伸ばす事にチャレンジ
平成28年6月:途中、以前から持っていた自律神経の乱れが出た為、自律神経調整を行いながら股関節のケアも続ける。
足の痛みが無い状態で調子良く過ごせるようになる。
平成29年3月現在:歩く量や使い方によって辛さが出る事はあるが、リカバリー力がついてきている為、後に影響する事は少なくなった。
体の調子を見ながら定期的なケアは続けている。
担当者よりコメント
股関節が変形していると、それを補う為の体の使い方のクセはどうしても出来てしまいます。
痛みや辛さに関しては筋肉を調整する事により、上手くコントロール出来る様になってきました。
今後は股関節に負担がかからないように少しずつ筋力UPしながら、歩ける量や使える範囲を少しずつ増やして行きましょう。