症状
約3年前の冬、サッカーで走っている時に腰部に激痛が走る。
翌年の初めには痛みが治まっていたが夏休みの練習にて症状 再発。
整形外科にてレントゲン・MRI を撮り、第5腰椎分離症の診断。
3か月間コルセットを着用し、4か月間練習を休む。
再びレントゲン検査にて腰椎の分離したままで骨折状態。
練習を再開するも依然激痛が走る為、来院。
体をひねる動作やターンする時に痛みが出る。
分析
第5腰椎前方変位第
1,2腰椎後弯ロック
方形筋、大腰筋、大腿筋膜張筋、大腿四頭筋の硬さ
施術内容・経過
下腹部の筋肉が上手く使えてない状態でしたので、トレーニング指導を行いながら筋肉調整を加えていきました。トレーニングも徐々にレベルアップさせ、腰を反らせないようにキープしながら体を動かせるようにしていきました。その結果、分離症の部分に負担をかけずに、サッカーも痛みなくプレーすることが出来るようになりました。
担当者よりコメント
成長期に筋肉の硬さや関節の可動域が低下したまま使いすぎると分離症(骨折)につながります。
今回のケースの様にコルセットの固定のみの治療で骨がくっつく確率は20%です。
当院では早めに適切な治療を行うので何人も分離症が完治しています。ただ、
今回の様に分離した状態でも体の使い方を変えることで痛みなくスポーツを続けることも可能です。