症状

10年前から、「痔になると血便が出る」という症状を、半年に1回のペースで繰り返している。

初来院の1か月前にも発症し、その時に不安感が強く出る。寝付けない日も出てきており、心療内科で薬の処方も受けている。寝不足になると不安感が強くなり、睡眠障害が起きる状態。

 

分析

頸椎1番、後頭部、後頚部のロック

左顎関節可動性低下→側頭筋の影響

肝臓、左小腸の硬さあり

長年の仕事での夜勤などで自律神経の乱れが蓄積している状態

 

施術内容・経過

カフェインや冷飲料などを減らすように日常生活の指導を入れながら、自律神経の調整を行いました。
その結果、施術20日後には酷い焦燥感は無くなりました。

1か月後には、抗不安薬や睡眠導入剤を、病院の医師と相談し断薬できるまでに回復。
2か月後には、睡眠障害も落ち着きました。
今でも自律神経が大きく乱れないように、1~2か月に1回ほどメンテナンスも行い、調子良く過ごされています。

担当者よりコメント

長年の不規則な仕事の勤務により、徐々に自律神経のバランスが乱れ、症状が出た状態でした。

治療を行い、副交感神経の働きを良く出来た事、睡眠の質を高めて体を回復できた事が良い方向に向かえたポイントです。
抗不安薬も良いタイミングで外せました。今までの流れを振り返り、今後も再発しないように、体をコントロールする力をつけていく事が大切です。