症状
20年前に腰椎ヘルニアを発症し下肢の痛みが出現。
また同時期に、頸椎ヘルニアも発症し、以前は痺れと痛みがありました。
昨年の10月に後方へ転倒し右坐骨の痛みが出ていましたが、来院時、痛み自体は消失していました。
姿勢が悪く歩行時のスピードを上げられず、
力の抜ける感覚はありませんが歩きづらい感覚が強い為、来院されました。
分析
頸椎、胸椎、腰椎の後弯ロックのため骨盤後傾位。
股関節が外旋しているために
踵を引きずり、ふくらはぎで蹴りだす歩行状態。
以上の事がわかりました。
施術内容・経過
最初の治療では、分析を元に肩甲骨から臀部まで筋肉を調整しながらロックされている部分を徐々に外していき、2回目以降は徐々に治療範囲を広げ、トレーニング・ストレッチを組み合わせ身体全体の調整をしていきました。
その結果、、、
1回の治療で、歩行に良い感覚が出始め、
2回の治療で、踵を引きずらないで歩けるようになり、
そして、
3回で歩行が楽でスピードも自然と出ている状態になりました。
担当者よりコメント
姿勢の悪さや歩行のスピードが上げられない理由は、加齢が原因であるとは限りません。今の自分の体がどうなっているのかを認識し、的確な治療と正しいフォームのトレーニングを行う事により、姿勢改善だけでなく歩行スピードも上げられることが可能になります。
今後もメンテナンスをしながら自分に必要な筋肉を鍛えて、よりよい状態を作っていきましょう。