症状

20代の頃、仕事が忙しく膀胱炎を数回発症。

その後、頻尿だけが残存する。

朝に3~4回下痢の症状。

血液検査上、問題なし。

30年間、頻尿と下痢の症状に悩み、

仕事・外出など不安が続き不眠も発生。

施術内容・経過

副交感神経を上げる為、頚部・顔周り・腹部の調整を行う。
咬筋のセルフケアを伝える。
院長治療にて詳細分析を行う。

【分析】
・下垂体後葉からの抗利尿ホルモン《バゾプレシン》の低下により、腎臓からの尿再吸収が低下し、頻尿。
・胃、肝臓、小腸、大腸の硬さがかなり強い。
・発汗の低下による頻尿の上昇。
・ストレートネックによる交感神経優位の状態。
・咬筋の硬さによる唾液減少。
⇒胃に負担がかかり下痢の症状が出現。

 

【治療】
:下痢の症状を軽減させる為の自律神経の調整を行う。
・レベルを上げて治療。
・水分の摂取は我慢しないで飲むように指導。
・唾液促進の為、飴舐めるように勧める。
・腹部の状態、良い時が出てくる。
→副交感神経の働きが少しアップした為。

・2,3日前から下痢・膀胱炎の感覚が出る。
→副交感神経の力が弱いことで、症状が戻りやすい為。

・朝、スッキリする感覚あり。
→副交感神経の働きが少しアップした為。

・水分摂取するようにしている。

【治療】
:さらに治療範囲を広げて行う。
術後、肩周りが軽くなる。
・下痢・頻尿が軽減される。

【旅行に行ったが旅行中も下痢はなかった】
→久しぶりに症状なく旅行を楽しむことができ、ご本人もびっくり!

・飴・ガムを口に含むと胃の状態が悪くなる。
→すっぱいものにするよう、指示。

・水分はしっかり取るようにしている。
・睡眠も問題なし。

【治療】
:仕事を再スタートしたことにより肩のハリが強い為、
肩甲骨の比率を上げる。
臀部・仙腸関節の硬さが強く出ている。
→下痢・頻尿に関連性があるので今後の治療に入れていく。
・会社でのトイレの回数が減少する。

・気分よく行けていて、薬は飲んでいない日もある。

・昨日、飲み会だったが翌日も下痢は出ていない。

・睡眠は問題なし。

担当者よりコメント

以前からずっと続いていた下痢や頻尿の症状が短期間のうちに快方に向かっています。

病院で処方される薬で症状が治まっていても根本の原因が解決されないことにはその場しのぎになってしまいます。

症状が出現した自律神経の問題を正しく分析し、的確な治療を施すことで症状は軽快していきます。

長年にわたり自律神経のバランスが崩れていたので、まだ油断は禁物です。

しっかり自律神経のベースを作り安定させることが今後必要です。

症状が再発する事もありますので、あせらず、治療を進めていきましょう。