症状

4年前、剣道中に左膝関節を痛め、MRIにて外側半月板損傷の診断。

縫合手術を受け、2ケ月間リハビリを行う。筋力は戻っていなかったが剣道を再開。3年前に左膝外側側副靱帯を損傷。日常生活では杖を使用していた。

2018年5月、左膝の痛みが再発し、骨挫傷の診断を受ける。

12月には右足関節を捻挫。

現在、階段の上下動、立位、しゃがむのが辛い。

病院のリハビリテーションに週一ペースで通院中。

 

分析

・半膜様筋の筋力低下、出力の低下

・膝関節脂肪体可動性の低下

・右中殿筋ロック

・腰椎の硬さによる下肢出力の低下

・歩行にて右股関節外方スライド

・右下腿:過度な外旋

・足関節:内反尖足

・第1指の硬さが強い

 

施術内容・経過

1回の治療で、3年ぶりに膝が楽な感覚が出ていました。

その後も膝関節だけではなく、股関節・足関節の調整を合わせて行いました。

5回目の時点で膝の痛みは10→2まで減少。

6回目の時には、膝の痛みは大幅に減少。長く歩けるようになり、階段も痛みなく昇り降りできるようになりました。

 

担当者よりコメント

数年前の手術後から足が完治しないまま日常生活を送っていた為、怪我が多発してしまいました。間違えたフォームで歩行や運動を繰り返すことにより、それが通常の歩行として脳に認識されてしまいます。歩行チェック等の正確な分析をし、的確にアプローチをすることで来院時の症状は大幅に改善されました。今後も治療を進めながら、正しいフォームで運動が出来るように修正していきましょう。