Y様 16歳男性 川口市在住

 

【症状】

約3年前の冬、サッカーで走っている最中に腰部に激痛が走りましたが、翌年の初旬には痛みが治まっていました。

しかし、夏休みの練習にて腰部の痛みが再発

整形外科にてレントゲン・MRIを撮り、第5腰椎分離症の診断がされました。

3か月間コルセットをして、8~12月まで練習を休み、去年の1月に再びレントゲンを撮り、腰椎の分離は癒合していませんでしたが日常生活での痛みは消失しました。

しかしサッカーをすると依然激痛が走る為、当院へ来院されました。

特にサッカー時のひねりの動作で疼痛が出現している状態です。

 

 

【当院の分析結果】

第5腰椎前方偏移

第1,2腰椎後弯

方形筋大腰筋大腿筋膜張筋大腿四頭筋の硬さ

 

 

【改善経過】

初めの治療では緊張している筋肉の調整を行うと共に体幹トレーニング時の腹筋をうまく使えていなかった為、修正を入れていきました。徐々に筋の柔軟性が出てきたタイミングでストレッチを取り入れながらサッカー時での腹筋の下腹部を意識したトレーニングを指導していきました。

 

すると、
2回の治療でサッカー中の痛みは軽減し、

 

4回の治療で
ひねりの動作時痛は大幅に減少
しました。

 

現在も月に1回のペースで腰部を中心にメンテナンスをしていますが、

試合でのプレイも腰を気にすることはなくなりました!

 


【当院からのコメント】

骨が成長しきれていない時期に過度な負担をかけてしまうと今回のケースのように痛みが取れない状態が続きます。痛めている状態のまま競技を無理に続けていく事でさらに症状は悪化し、最悪の場合、その競技を続ける事が出来なくなってしまいます。

痛みの出る原因をしっかり分析した上で正確に治療することで症状は改善していきます。

今後もメンテナンスをしながら、サッカーをしても痛みの出ない体作りをしていきましょう。