症状

2018年4月に左側から車に衝突され転倒、その際、両手関節、左足関節、背部に痛みが出現しました。その夜から右肩関節が痛むようになり、病院にてレントゲンを撮りましたが骨折の疑いはなし。

5月末に痛みが引かない為大学病院にて再度レントゲンを撮り関節にズレがあると診断されました。長距離を泳ぐと右肩関節に痛みが出現、長時間の歩行で外くるぶし・足底付近にしびれが出現している状態です。

整形外科でのリハビリや整骨院にて電気・マッサージを受けましたが改善されない為、当院に来院されました。

 

分析

棘上筋・棘下筋腱の損傷

→肩関節インピンジメント(挟み込み)あり。

腓骨筋・ふくらはぎの硬さによる神経圧迫→痺れが出現。

 

施術内容・経過

来院当初は肩関節と下肢の調整を行い、下肢の症状が安定した段階で肩関節をメインにアプローチをし、適宜ストレッチやトレーニングを行いました。

その結果・・・

 

2回の治療で左足の痺れは消失しました。

肩関節は6回の治療で痛みが大幅に減少し、ハードな練習でも痛みが出る事はなくなりました!

 

担当者よりコメント

交通事故等で身体に強い衝撃が加わると、後になって徐々に痛みが増し、リハビリをしてもなかなかよくならないことがあります。

今回のケースでは肩深層の筋肉を傷めてしまいましたが、痛みの原因を的確に分析し、その時の状態に合った治療、ストレッチやトレーニングを随時行っていく事により、全力を出しても痛みが出ない所まで持っていく事が出来ました。

今回のケースのような、事故により生じた身体の不具合も、保険診療だけでなく自由診療でのアプローチを入れる事により早期に改善する事が可能です。