症状

2~3か月前、仕事中に椅子の上で横座り(左膝外反位)をしたら内側部に痛みが出現する。その後、歩行時にも痛みが現れるようになる。


10年前にも同様の流れで歩行時痛が出現したが当院へ来院し、


痛みは消失した。


2週間前に整形外科を受診し、『変形性膝関節症』の診断。


ロキソニン、湿布・塗り薬・胃薬が処方される。リハビリテーションはしてなかった。


階段時にも若干の痛みが出現する。

分析

内側側副靱帯前縁の部分断裂後の拘縮


膝蓋下脂肪体の拘縮

施術内容・経過

痛みの原因となっている筋肉の調整、膝関節周囲に存在している軟部組織の調整を行いながら、適宜、必要となるトレーニングを実施しました。


すると、2回の治療で歩行時の痛みが軽減し、


5回の治療で、長距離の歩行でも痛みが出現する事はありませんでした。

担当者よりコメント

膝関節の軟部組織を損傷したことにより、柔軟性・可動性ともに低下している状態でした。あぐらをかいて膝に痛みが出たのは股関節の可動性も問題になっています。筋や腱などの調整を行い、膝を正常な状態に近づけながら、股関節の問題も解消していくことで、今後の再発予防にもなります。痛みの出ているポイントだけではなく、更に関連して原因になっている所を見つけることが重要です。