院長の堀内です。

2年前から通院されている79歳女性の患者さんです。
当初は腰痛を発症し、足の裏にしびれがあり、また足底筋膜炎で歩行困難な状況でした。


分析の結果、腰椎4番にすべり症がある事が判明。
患者さんにMRIの必要性を説明し、撮ってきてもらいました。
結果、腰椎4番すべり症。

そして、神経の圧迫も強くなっていたので、今後歩けなくなるリスクがある事を説明し、治療とリハビリ続けました。
腰痛も無くなり、神経の圧迫も進行せず、足底筋膜炎も治り順調でした。

今年の4月に引越しがあるとの事で腰の負担が心配でした
が、
案の定、重い物を持ち上げ、腰痛が悪化しました。
激痛で歩く事が出来ず、夜も寝れない状況です。
分析した結果、圧迫骨折の可能性があり、
再度、MRIを撮ってきてもらいました。
結果、腰椎5番の圧迫骨折でした。
骨が潰れる事で、周りの神経も圧迫され、更に腰椎4番のすべり症が進行してしまいました。


治療を続ける事4ヶ月、圧迫骨折による腰の痛みは無くなりました。
ただ、骨が潰れている状況は変わりません。

ここからすべり症が進行しない様にトレーニングと体の使い方を指導していきます。
この治療が上手くいけば、すべり症が進行せず歩行も問題なく出来ます。