院長の堀内です。

 

1年前から足の痺れと痛みが続いている患者さんです。

 

経過はこんな感じです。

 

腰が痛かったので、マッサージに行ったそうです。

その後から痺れと痛みが発症。

整形外科に行きレントゲンをとってもらいました。

診断は腰椎ヘルニア。痛み止めの薬を1年間毎日飲んでいるが、全く症状が改善しない…

 

早速、分析をしました。

腰椎の前方へのズレが強い状態です。

股関節や背骨の状態を診ても、ヘルニアという診断に疑問ありでした。

 

しばらく治療を進めていきましたが、あまり改善されません。

患者さんにMRIを勧めました。

結果、ヘルニアではなく、すべり症でした。

 

原因がはっきり分かれば正しい治療が行えるので問題なく改善すると思います。

 診断があっていないといくら治療を続けても改善はしません。

 

正しい分析を行い、画像でしっかり確認する事も大切です。

 

              広瀬すべり症,MRI3