40年前に右中指の関節が変形、それをかばい左人差し指に痛みが出現。1年前から右中指、半年前から左人差し指がしびれるようになりました。

月・木曜日にゴミ捨ての作業があり、ビニール紐を結ぶ動作が辛いとの事。

右中指は、レントゲン上問題ないが手術が必要であるとドクターから言われたそうです。

整形外科で低周波治療、カイロプラクティックや3か月間鍼治療に通うも改善しなかった為、来院されました。

 

早速分析をしてみました。

 


右第3指・左第2指、MP関節部の繊維鞘輪状部狭小

(圧痛、屈伸痛あり)

 


初めの段階では、各指の筋肉の滑走性を良くする為、痛い指を固定した状態でグーパートレーニング・ストレッチを行い、今までの負担のかかる使い方を変えていきました。
そして症状がある程度軽減してきたら、その日の状態をみながらトレーニング・ストレッチで痛い指に負荷をかけていきました。

 

その結果、


3回の治療で、

痺れの症状、大幅に減少。

ストレッチ時の痛み消失。


7回の治療で

指のつけ根の痛み軽減。

ごみ処理はビニールひもを使っての作業も

抵抗なく出来るようになりました
(使った後もしびれ無し)

 

 

 

長年、指や腕に対して負担がかかっている状態でした。腱鞘の狭窄、指を動かす腱同士の癒着もあり、制限になっていました。

今までのように全ての指を動かすトレーニングではなく、他の指との癒着を取りながら、一番痛い指の動きに繋げていった事がポイントです。
負担がかからないように使い方も変更出来たのが良かったです。
少しずつ腱や筋の伸縮性を出して行く事で更に改善させていく事が可能です。